通常遠隔地へのバックアップには、レプリケーションでLV毎にバックアップしたり、Rsyncで共有毎にバックアップする方法が有効です。
しかしhome LVやhome共有の場合、レプリケーションやRsyncを使用することは出来ません。バックアップマネージャを使用して運用して下さい。
バックアップ例
バックアップバックアップ元(以下、マスター機)のバックアップマネージャでバックアップ項目としてhome LVを選択し、バックアップ先(以下、スレーブ機)の任意の共有(ここでは「public」とします)にバックアップします。
スレーブ機のpublic共有に、自動的に\proNAS_Backup\(バックアッププラン名)というフォルダが生成され、以下のように保存されます。下の例では「毎日」「Incremental」設定にしています。
リストア例
マスター機が故障して、スレーブ機で仮運用することになった場合は、スレーブ機に保存したバックアップアーカイブをコンソールよりコマンドラインにて実行することが出来ます。
-bash-3.00# cd /
-bash-3.00# tar xvfp /mnt/proNAS/public/proNAS_Backup/test1/20081204010003.tar
test1:バックアッププラン名
20081204010003.tar:バックアップファイル名